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WORDS

A delusion sentence.

Log: 11/Aug 「俺が好きな、君の甘さ」


「そのキモイ笑顔引っ込めろ。笑ってるフリとか本当キモイ」
「話、お前いつも聞いてるフリしてるだけだろ」
「キャラ作りしてんじゃねーよ。お前馬鹿か」


容赦なく浴びせられる酷い言葉の数々。そんな事はないよ、なんて否定出来ない自分が少し痛かったけれど、それだけ自分を見ていてくれたのかと思うと嬉しくなった。でも、今までこうやって生きてきてそれなりに円滑な人間関係でやってきている事実から、今更どうこうする気は更々無い。
それが例え、君の言葉でも。
「何だよソレ。ひでーな獄寺」
自分の居心地の良い場所を確保する手段。自然と口をつく言葉。意識的に計算している訳ではない行動。
作った自然の笑顔の下に潜ませる本当の、自分。
「野球馬鹿なお前の言動なんか高が知れてんだよ」

「(俺が君をどんな目で見ているか知らないくせに)」

2009/01/01 皆川(若干加筆修正済/獄寺くんは詰めが甘いって話です)